こわごわと進むと木立はまばらであることがわかった。
どこから差し込むのか、陽光に緑の葉がきらめいて美しい。
久しぶりにほっとする景色に出会った。

ふと横を見ると一本の木になにか文字と記号のようなものが刻み付けてある。
じっと目を凝らすと書いてあることがわかってきた。

注意 黒狐×妖狐 注意

注意書きであることがわかった。
あたりに不穏な気配が漂いはじめる。

注意書きを理解したので進む
あまりのことに気を失う