獣道を踏み分けて進めば暗い森がさらに暗さを増してきたような気がする。
ざわざわと森全体が時ならぬ侵入者に興味の声を上げているような、そんな思いがふとよぎり慌てて否定する。
道はさらに険しさを増し暗さもすでに夜のよう。
定かに見えない道に困って立ち止まった所またひとつの獣道を見つけた。
そちらに行こうかこのまま進もうかそのまましばし考えてみる。
まっすぐ進みますか?
Yes
No